上げるとは?/ セントラルファイナンス
[ 386] Ajax うきうき Watch 第13回 オンラインゲームで検索の精度を上げる「Google Image Labeler」
[引用サイト] http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/rensai/ajaxwatch13/01.html
これは、あのGoogleが提供するオンライン対戦ゲームです。自動的にマッチングされたプレーヤと対戦します。ゲームは、同じ画像を見ながらキーワードを入力することで行われます。そして、両者が入力したキーワードが一致すると得点が得られ、次の画像が提示されます。 しかし、このサービスの真の価値は、実はそこにはありません。このゲームには、画像検索の精度を上げるという具体的な効能があるのです。ですが、ゲームで検索性能が向上するなどということがあるのでしょうか? 通常の検索はキーワードを入力して、それに一致するテキストを探します。しかし、キーワードから画像を探す検索は、そもそも画像は文字ではないので、キーワードと一致することはありません。そこで、コンピュータに画像に描かれた内容を読み取らせ、中身を推定させる作業をやらせたくなりますが、まだまだ限定的な役割しか担えません。そのため、画像に付けられた補助的な情報(例えばimg要素のalt属性)や、前後のテキストに含まれる文字から画像の内容を推定するという作業が行われます。しかし、実はこのような方法は精度が高いとはいえません。実際に画像検索を行ってみると、たまたま近くに検索キーワードが書かれただけの関係ない画像が出てくることも珍しくありません。例えば、「三志郎」で検索して「フエ(不壊)」が出てくるなど珍しい話ではありません。 では、どうすれば検索精度が上がるのでしょうか? すぐにできる1つの解決策は、人間が画像に対するキーワードを1つ1つ付けていく方法です。しかし、それには2つの問題があります。1つは、画像のキーワード付けは非常につまらない作業であるのに、世の中には驚くほど膨大な画像データがあるという問題です。予算をつぎ込んでやろうとしても、必要な金額は青天井です。かといって、ボランティアの無償の作業に頼ろうとしても、つまらない作業なので人が集まらないでしょう。もう1つは、キーワードを付ける人間の恣意性です。ある画像を見て思い付くキーワードは人によって異なるでしょう。それどころか、間違った思い込みで、一般の人が思いもよらないキーワード付けを行ってしまうかもしれません。例えば、イルカを魚だと思い込んでいて、イルカの写真に「魚」というキーワードを付けてしまう人がいないとも限りません。 このゲームは、これらの問題にすべてケリを付ける画期的な試みだといえます。まず、ゲームに仕立てることで、つまらない単純作業を「勝つための手段」に塗り替えてしまいます。プレーヤがより大きな勝利をつかむために作業を続けるようになれば、金を掛けずに労働力を手に入れたようなものです。もちろん、プレーヤも無理に仕事をさせられているという気分にはなりません。まさに、両者が損をしないwin-win関係が成立します。そして、2人のプレーヤが相互に出したキーワードの一致を問題にするということは、特定の1個人の間違った思い込みを排除する効能があります。例えば、1人のプレーヤがイルカの写真に「魚」というキーワードを入力したとしても、対戦相手がイルカは哺乳類だと思っていれば、「魚」が有効なキーワードとして認識されることはありません。 このように、面倒な作業をうまくゲームに仕立てていき、遊びとして成立させると同時に、きちんと成果も手に入れるというのは、1つの方法論としてありでしょう。 しかし、このような不思議なサービスにどのような価値があるのでしょうか? 単に不思議さを堪能するために作られたものでしょうか? すべての通信はサーバ経由で行われるので、誰がどこからアクセスしているのかアクセス先には分かりません。匿名プロキシのような効能があるといえます。また、ローカルのコンピュータにはどのページをサーフィンしたのかという情報は残らないといいます。これは当然ですね。親ブラウザに残る閲覧履歴は、Palary Browserというページを見たということだけです。 サーバ経由でアクセスする関係上、インターネットのアクセスを制限している国からであっても、どのサイトも自由に閲覧できます。このような機能性の是非は私には判断できません。しかし、これはAjaxが抱える技術的な必然性と直結した機能性でもあります。なぜなら、XMLHttpRequestオブジェクトは同じドメインの相手との通信しか行うことができない関係上、これを使って不特定多数のサーバと通信するサービスは、サーバ経由として作らざるを得ません。 ブックマークや設定などがサーバ側に保存されるので、どのパソコンから利用してもすぐに自分の環境を使うことができます。これはGmailなどと同じ機能性といえますね。 ちなみに私が感じた利便性は、機能制限されたWebブラウザを使いつつ、いつでもフル機能を備えた親Webブラウザに切り替えられる点です。安全性と機能性を容易に切り替えられることは、ちょっとした価値ではないかと思いました。 そして、サービスがJSONPに対応しているか否かは、直接通信のパフォーマンスに直結します。JSONPに対応していないということは、一度同ドメインのサーバを経由して情報を取得する必要があるため、どうしても通信に要する時間が多く必要とされます。 こういうやり方がAjax的に正統か異端かは問うだけ無駄でしょう。有効で有用であれば、それは試みる価値があるのです。 動的にページ内容を組み替える関係上、Ajaxアプリケーションはどうしても文字サイズを決め打ちして、固定的にレイアウトを組みたくなります。もし、固定レイアウトが悪いことだというのなら、現在の文字サイズの指定に合わせてレイアウトを組み直す必要が生じます。ところが、その指定の数値は容易には取得することができません。 そこで、ここで紹介したこのテクニックを使うことができます。ちょっとしたアイデアで、さまざまな可能性が開拓されていくのがAjaxの世界の面白さですね。 ここではJPSONには深く踏み込みませんが、このような名前もあるということを、頭の片隅に入れておいても良いでしょう。何せ、紛らわしい言葉が増えていますので。 AjaxでWebフォトアルバムを、ゼロから開発する。ライブラリを用いて機能を作り上げていくステップを、具体的に解説する |
[ 387] 「YouTubeはまだ大きな収益を上げるに至っていない」--グーグルCEOが発言:マーケティング - CNET Japan
[引用サイト] http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20372501,00.htm
同氏は「われわれは、最高のものを世の中に送り出せると確信している」と述べ、「まったく新しく、まだ発表されていないものだ。それは、人々が閲覧するものにインライン広告を埋め込むというだけのものではない。Googleは広告自体に価値があると確信している。そういった広告はコンシューマーにとっても文字通り価値があるものなのだ。つまり、広告主だけではなく、コンシューマーにとっても価値があるというわけだ」と説明している。 インライン広告とは、動画の周辺に表示されるテキスト広告のことである。Googleは、動画上に数秒間表示されるオーバーレイ型の広告も試験的に導入している。筆者は2007年に、こういった広告がそれほど邪魔になるとは思わないと書いた。TVネットワークは、コマーシャルをスキップするTiVoユーザーに対抗するために、何年も前からオーバーレイ広告を使用している。つまり、視聴者はそういった広告にすでに慣れているのだ。 わたしはまた、Googleがユーザーに対して何らかの広告を提供するために時間をかければかけるほど、ユーザーを広告に慣れさせることが難しくなるとも考えている。 トラックバック一覧からリンクされているウェブページはこの記事にリンクしている第三者が作成したものです。内容や安全性について当社では一切保証できませんのでご注意下さい。 ※サービス名をクリックするとこのページをブックマークできます。また、人数をクリックするとブックマークしている人やコメントを一覧できます。なお、サービスによってはログインが必要な場合があります。 これから5回の連載にわたって、昨今のデータマイニングを取り巻く環境や、トレンド、適応用途について紹介します。加速度的に増え続けるデータ量に対して、求められている新たなデータマイニング像とはどのようなものでしょうか。 今回はいよいよ具体的なメディアプランの実践に進み、サイトセレクション、最適投下量、予算配分、広告手法選択、投下時期、そしてプランの華「コア・アイディア」などについて解説します。 世界を代表するECサイト、アマゾン。日本でもその存在感は圧倒的です。ユーザーはどのようにサイトを使っているのか、そしてそこに死角はないのでしょうか。ユーザーの視点の動きから探ります。 ワイヤレスネットワークの拡大とコンプライアンス要件:世界のワイヤレス侵入検知・防止システム市場の成長を牽引 三洋電機から、音楽録音を重視したリニアPCMレコーダーが登場した。X-Y型ステレオマイクによる音質の高さと |
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