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早くとは?/ ノーローン

[ 761] 黒川紀章がThinkPadを語る!――「早く人間に追いついてみろ!」
[引用サイト]  http://ascii24.com/news/i/keyp/article/2003/07/12/644869-000.html

PCは透明になったり、様々な色のものが出ていて、多分IBMでデザインやっている人は相当気になっていると思うんだけれど。それを我慢して(笑)黒で行っているというのは、なかなか骨があると思いますね。
そうですね、国立民族学博物館は真っ黒。でも、建築っていうのはけっこう素材の色が面白くてね。メタルにはメタルの色が、木を使えば木の色がある。木を黒く塗ったりはしない。そういう意味では黒にこだわるということはないけれども、やっぱり僕の設計には黒が多いね。
そう。建築っていうのは風を感じたり、光を感じたり。つまり、人間が作ったものであろうと本来の自然であろうと、それらを「感ずる」ものでしょう。PCは「感ずる」っていうものじゃない。
PCの先にはバーチャルな空間があります。バーチャルなところのインターフェイスはPCですが、リアルなものへのインターフェイスが建築だとは言えませんか?
バーチャルなものっていうのは、PCというハードウェアを使って作り出されるけれども、ハードそのものがバーチャルにはならない。アートだったらね、絵を見ていてそのままバーチャルな世界に入れるでしょう? でも、PCを見ていてもバーチャルな世界にはいけない。操作しないとね。そこが違う。
建築は操作をしなければ感じられないものじゃなくて、中にいるだけで感じられるでしょう? そういうものを、PCから感じることはできない。操作することによってバーチャルな空間に行く。それはそうだよ。それはどんな道具でもそうだよ。
人が触れるものなら、何だって触れるじゃない。船だって、飛行機だって、カメラだって、テーブルだって。人が触れないものなんてないでしょう? 何だって人が触れる。そこに根本的な差はない。触れる触れないじゃなくって、操作して、そして自分が欲しい情報を得ていく。そういう操作のあとに来るものが、PCの面白さでしょう?
建築はもっと思想とか情念とか、宇宙観であるとか、哲学であるとか、そういうものを込めて作っている。僕は名建築、古代の名建築なんか見たとき、それは何を意図してどういう思想がここに詰め込まれているのか、感じることができるわけでね。でも、それをPCと比較してもらったんじゃ迷惑だね。その歴史的な長さがまるで違う。
だんだん融合していくとは思いますけれどね。今はPCの形で、コンピュータの役割はこういうところにあるけれど、これからいろんなところに入っていくと、今見ている道具ではなくなると思います。

 

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