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そんなとは?/ ノーローン

[ 699] 小松亮太オフィシャルブログ そんなわけで
[引用サイト]  http://ryotakomatsu.eplus2.jp/

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というわけで8回目だ。(番外編入れたら9回目)。そもそも僕はタンゴの何に惹かれて10年以上も頑張ってたのか?タンゴやってると「タンゴの人生哲学」とか「タンゴの郷愁」とか「ブエノスアイレスの人たちの精神性」みたいなことが時々語られるんだけど、正直僕にはあまりよくわからない。「男女の愛の駆け引きが」とか「タンゴの垢が…官能性が…」…僕はそういう事を考えて演奏したことないと思う。これはタンゴミュージシャンとして良くないのかもしれないけど。いい曲や面白い楽器があって難しくても一生懸命弾くとなぜか幸せな気持ちになるし、仲間やお客さんも喜ぶ。だからやってるだけなのかも。確かにブエノスアイレスの移民の人たちが故郷の(主にヨーロッパ)を懐かしむような気持ちっていうものは、国や時代を越えて人間みんなに通底して共感できるのかもしれないですけどね。ちなみに僕個人が思うタンゴの面白さは…●南米の音楽でアフリカ(黒人)の影響受けまくってるのに結局はヨーロピアン(白人)なところ。●なぜかラテンとは正反対なドイツの楽器を使ってる不思議(バンドネオンはドイツで一時的に流行った楽器なんすよ、今更だけど)。●ポピュラー音楽(死語?)なのにアレンジ譜に縛られて、アドリブやジャムセッションに不向きである。●ダンスミュージックのはずなのにお客さんがマジメに座って聴かなきゃならないところ、(ダンススポットではもちろん踊っていいし酒飲みながら聴いていいけどね)。●ラテンミュージックなのにパーカッションをなるべく使わないユニークさ。そのせいでピアノもバイオリンも特殊な演奏のオンパレード。●商業音楽なのか民俗音楽なのか芸術音楽なのか大衆音楽なのか、ダンスミュージックなのか聴くための音楽なのか…結局は全然はっきりしないところ。ざっくりとこんな感じかな。個人的には他の音楽ジャンルと比べてこんなユニークな世界はないと思ってる。でも逆に言えば「ハンパ」なんだろうな。ジャズでもクラシックでもポップスでも完全なラテンでもないっていうのは。しかもバイオリンなんかがあるとクラシックと勘違いされることもよくあるしね。タンゴって言ってももちろんいろいろある。大編成、小編成、ソロやデュエット、歌もの、ダンス系にインスト系、ジャズ寄り、クラシック寄り、ヨーロッパタンゴ系(コンチネンタルタンゴ)、ヨーロッパで発生した悪名高いイージーリスニング系タンゴetc… いったい誰のパフォーマンスを指して「これがタンゴのスタンダードだよ」と言ったらいいのか?つまり日本料理に興味を持ってる外国人に「これが日本料理のスタンダードだよ」って勧めるには何が適切か?そこで悩むんだよ!寿司やスキヤキじゃ外国人にとったらベタだし極端だし、沖縄料理っていうと特殊だし、もんじゃも特殊だし…茶漬けっていうのも…。焼き魚に納豆に海苔にご飯…っていうと「料理」ではなくなっちゃう。ピアソラの演奏を「これがタンゴなんです」って初心者に紹介するのは、創作和食の大家が作った料理を「日本料理」と称して食わせるのと同じようなことになっちゃう。いいものには違いないんだけど…。だからと言ってダリエンソ(vol.5参照)やプグリエーセ(vol.4参照)じゃ高級大トロやまだウネウネ動いてる赤貝にワサビたっぷりつけて外国人に勧めるようなもの。いきなり本格的過ぎてわかってもらえない。ディサルリ(vol.7参照)は抑制が効いてるし、トロイロ(vol.6参照)は下町イズムたっぷりで親しみ易いけど、それはやっぱり「同業他者」と凌ぎを削ってるプロセスの中から発生した音楽性だから。「俺はこういうスープ(アレンジ)は認めてねえんだよ!」だの「ウチの店(楽団)はさぁ!」だの、味(音)そのもの以前の行儀やウンチク(つまり様式美)にうるさい。「別にどっちでもいいよ。いい味出るんなら」なんていってたら二流の男。いかに余所の店イズムを排除するかが生命線。じゃあ何がタンゴの良さの「普通」なんだよ。「真ん中」なんだよ。「スタンダード」なんだよ。っていうわけでやっとバイオリニストのアルフレッド・ゴビ(Alfred・Gobbi)だ。(長いぞ!)この人のオルケスタの音楽性には今まで紹介したプグリエーセっぽさ、トロイロっぽさ、ディサルリっぽさ、すべてがミックスされてる…ような気がする。実際には彼が他人のアイデアをミックスしたんじゃなくて、タンゴの中に元々含まれてるいろんな要素が自然に随所に顕れてるんだよ。多分トロイロさんやダリエンソさんやプグリエーセさんやディサルリさんはそれぞれの考え方で曲の随所に出てくるタンゴの特殊な弾き方を取捨選択して濃縮してデフォルメしたんだろうね。「ウチはこうやってんだよ!」的に。「ウチは鳥ガラで賭けてっから!豚骨やってないから!」とか「何?ラー油?置いてないから。入れられちゃうと俺の味がわからない」みたいな、引き算のこだわり感で。ゴビはバイオリンが専門だけど、ピアノも上手くて作曲も素晴らしい。この人のCDを聴く幸せは「最高の普通」を味わう幸せです。「ナチュラル・ハイ」です。もちろん本当は全然普通じゃない。超うまです。でも感じさせてくれるのは超個性じゃない「真理の美しさ」。プグリエーセやダリエンソみたいな社会主義国的アンサンブルでもない、トロイロの下町っぽさとも違う。他のアーティストと凌ぎを削った後の「主義」から来るオリジナリティじゃない。多分この人はピアソラみたいな業界内のケンカを誰ともしていない。トロイロとダリエンソみたいな商業上の競争もしていない。強いて言えば前回紹介したディサルリっぽいシンプルさにいろんなタンゴに通じるバラエティーを加味したキャラクターっていう感じ。アレンジはユニークだけど「変わったアレンジだな…」っていう感じのものはひとつもない。業界内のオリジナリティ争いやイデオロギー闘争に参加した形跡がない。「ねぇお客さん、ウチのチャーシュー(リズム)はさぁ!」みたいなゴタクも並べたことがない(多分)。ただ自分の心から湧き上がるタンゴの音をひたすら実直に書き留めて実現しただけ。最高の技術と経験とハートでひとつのジャンルの「普通」に取り組むことの素晴らしさ、暖かさ、そして新鮮さ。僕にとってゴビの音楽はバイブルです。アルフレッド・ゴビ楽団のレバートリーからいくつか紹介しときます。La Viruta(ラ・ビルータ)…ごく「普通」のダンス用タンゴのやり方の中に特殊奏法のユーモアがてんこ盛り。バイオリンのピッチをギュイーンってスライドさせたりベースやバンドネオンのボディを拳骨で叩いたり…。タンゴでは、それ自体別に珍しくもないけど、やるタイミングが絶妙過ぎる。聴いてる分には楽しいスポーツライクな曲だから僕も8年くらい前まで真似してレバートリーに入れてた。でも実際には難し過ぎてもうやめました。Chuzas(チューサス)…これは良かったら僕の「ライブ・イン・トーキョー2002」にゴビ楽団と同じアレンジが入ってるから聴いて下さい。もしもこの曲をただ古くさいと感じてしまう、っていうなら貴方は機械文明に蝕まれてるのかもしれない。←はい言い過ぎですよね。すいません。El Andariego(エル・アンダリエゴ)…放浪者っていう意味の曲で、ゴビの音楽がスポーツライクな楽しさや時代性から離れて「自己告白系」の芸風に変わり始めてるのがかなり感動的。Si sos brujos(シ・ソス・ブルーホ)…君が魔術師だったら、という意味の曲なんだけど…これは普通のやり方のタンゴのまんま宇宙の話をしてるようなもんですね。もはや街の音楽じゃない。この曲のことはvol.3のエミリオ・バルカルセの項でも書いたけど…こういう曲を知らずに「情熱のタンゴ」だの「懐かしのタンゴ」だの言う時代がやっと終わったかと思ったら、今度は「ピアソラがタンゴを『聴くための音楽』に変えた」「ピアソラに比べたら古いタンゴは…」って、そりゃないだろって感じなんだけど…(^_^;)。俺個人はね。って雄叫んだところでCDがなかなか売ってないっていうのはトホホホですけどね、あきらめないで欲しいです。日本盤は多分無いけど問い合わせしてみて下さい。ラティーナ03-5768-5588中南米音楽03-3446-1225ムトウ楽器03-3209-1515山野楽器銀座店03-3562-5051あとはネットオークションで探せばあるかも。あと新御茶ノ水や神保町の中古LP屋さん(自由時間っていうお店だと思う)もいいかも。ゴビはハズレは無いです。とにかく買えるときに買っちゃって下さい。できたらインストばっかりが20曲入ってるCDだと最高だけど、いろんな輸入盤が出たり消えたり繰り返してる。ちなみにトロイロ、プグリエーセ、ダリエンソ、ディサルリ、ピアソラ…これらのアーティストそれぞれに1曲ずつフェイバリットピースを見つけて、繰り返し聴いた後にゴビを聴くのが最高なんだよチミィ。ここまで親切にしすぎるのも良くないな…世界一おせっかいな列伝だよ。でもそんな自分が好き。
「若き民衆」もオンエアされたし、ミニツアーも終わったし…。僕のこの10年は、言い換えれば「ラ・クンパルシータ」と「リベルタンゴ」しか知らない人にどうやって「メリディオナル」とか「バンドネオン協奏曲」を好きになってもらうのか…という課題にひたすら立ち向かう10年間だったと言っていいかも知れません。「セント・オブ・ウーマン」でタンゴを踊ってるアル・パチーノを見た人たちに、どうやってインストのタンゴの面白さをわかってもらったらいいのか…。そこのところでとことん悩み、頑張り、ロマンを感じ…っていう10年でした。これは僕個人も一緒に演奏した仲間も、レコード会社の人たちもマネージメントも。みんなが手探りで頑張って、ついに無名な曲をたくさんやってもたくさんのお客さんに来て頂けるようになりました。(15年前なら絶対あり得ない)本当に幸せですね。これからは自分が書いた本当に新しい曲で勝負しなきゃならないのはもちろんです。でもそれと同時に、やっぱり過去の知られざる曲や、歴史に埋もれたまま死んでいった勿体なさすぎるアーティストたちへの個人的な恩返しはしなきゃいけないと思ってます。俺の使命だからね。だから「若き民衆」もやらせてもらったし、「ソルフェアンド」みたいな、アルゼンチンのオールドファンでさえも最近は聴いてない曲もやったりしてる。なので、かなり久しぶりに「世界一押しつけがましいタンゴアーティスト列伝」を地味に復活させようかと思ってます。誰のことを書こうか…。やっぱりアルフレッド・ゴビがいいかな?それともオスマル・マデルナにするか…。(マニアしか知るわけねえよな…)全然わかんない話をまたダラダラ書くと思うけど、よろしくです。
イクスピアリ公演終わりました!たくさんのご来場ありがとうございます!あっという間に終わったミニツアーでしたが久しぶりに古巣の仲間と飲みニケーション(って流行語か?)して楽しかったです。テレビ東京の「みゅーじん」の収録も入ってたし。チャーリー・コーセイさんとのコラボもいつか何かの形でお目見えすることになりそうです。お知らせです。●6月2日 午後7時30分からNHK―FMで、オペラシティで演奏したピアソラ作曲の「若き民衆」のライブが全国放送されます。若き民衆以外の曲も放送されるらしいし、是非聴いて欲しいです。http://www.nhk.or.jp/fm/
福山公演そして大阪ビルボード初日終わりました。たくさんのご来場ありがとうございます。チャーリー・コーセイさんとの「ルパンの歌その2」と「下弦の月」もうまく行ったし…。とりあえず更新でした。明日もビルボード大阪です。
お疲れ様です〜って日曜からのミニツアーの準備で不眠不休(←大袈裟)です。ゆうべはかみさんが都内某所でライブだったので、彼女は昼間はバンドリンを練習してました。そしたら真ん中のムスメがティッシュにマジックで…。ご高覧頂ければ幸甚でございます。
久しぶりに長男坊とプチ電車旅行に行きました。丸ノ内線→銀座線→大江戸線→新宿線→九段下で夕飯→東西線…っていう感じの当て所もない旅でした。画像は坊主撮影。彼が幼稚園児だった頃は数日に一度は敢行してましたけど、小学校に上がったら宿題も多くてなかなか出かけられません。夕飯はファミレスで久しぶりに二人きりで楽しかったです。しかし日曜のオフィス街って誰も歩いてないな…
ライブイマージュ公演すべて終わりました。ご来場のお客さまみなさんに感謝申しあげます。今年は意外なコラボレーションが多くてとても楽しかったです。ゴンチチさんがリベルタンゴやったり、古澤さんが情熱大陸やったり、みんなが音楽で遊んでたような。自分のグループの活動がメインでライブイマージュは年に一度の留学っていう感じだったのが段々逆になってきてるような…思えばイマージュがもしもなかったら、僕は今でも普通のタンゴを弾く普通のプレイヤーのままで、作曲も大してしてなかっただろうし、他のジャンルのミュージシャンと話をする機会もなかったかも知れません。出演したミュージシャンのみなさん、関係者、スタッフのみなさんに深くお礼申しあげます。打ち上げはジンギスカンで大騒ぎでした。元ちとせさん&宮本笑里さんのツーショットをご覧下さい。暗くて見づらいけど。さてと、25日からのミニツアーの準備に入ります。広島県福山市、大阪ビルボード、舞浜・クラブイクスピアリ…詳しくはこちらです。http://www.concert.co.jp/cgi-bin/artist/index.cgi?no=13
近年はドイツ、ペルー、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジル、スペインと、海外公演が相次ぎ、活躍の場をますます広げつつある。

 

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