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改正とは?/ ディック

[ 574] 改正道交法:後部座席ベルト着用義務化 記者が乗車 タクシー運転手、困惑 /山口 - 毎日jp(毎日新聞)
[引用サイト]  http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080606ddlk35010374000c.html

後部座席のシートベルト着用が義務付けられた改正道路交通法。タクシー業界では施行前から「お客さんに声は掛けづらい」といたく評判が悪かった。施行から5日。シートベルトを巡るトラブルは発生しているのだろうか。さっそくタクシーに乗り込んだ。【藤沢美由紀】
改正道交法を伝えるテレビ番組。首都圏のタクシー運転手たちの戸惑いの表情が画面に映し出される。山口ではどうか。「とりあえず乗ってみよう」とJR山口駅のタクシー乗り場へ向かった。午後1時半、上空にはどんよりとした雲が広がり、人影もまばら。2台停車しているが、運転手は車外で話し込んでいた。
60代の女性運転手が慌てて後部ドアを開けてくれた。まず目に入ったのは「安全のためシートベルトをお付けください」と書かれたステッカー(縦約10センチ、横約15センチ)。左側の窓と運転席側のシートにはられ、よく目立つ。
運転手さんに行き先を告げてから1分。何も言わない。さらに2分、まだ言わない。思い切って尋ねると「つい忘れてしまって。先ほどのお客さんはお年寄りでシートベルトの装着を手伝ったんだけど」と苦笑した。
「でもね」と運転手さん。「近距離だと呼びかけてるうちに到着しちゃう。ほら」と早くも県庁前に着いてしまった。
再度チャレンジ。今度は男性運転手(63)だが、やはり3分たっても無言のまま。聞けば、長距離客には呼び掛けるが、ここ2日間で声掛けに応じて着用したのは2人しかいなかったという。
運転手さんは言う。「ただでさえ運転手が狙われる事件が多いでしょ。余計な事を言って襲われでもしたら……」と本音も。さらに「特に夜は酔客が多く、声掛けなんて無理。しかも万が一事故で炎上したり、川に転落したらかえって危ない。安全のためちゅうても一長一短じゃ」と話した。 降りる際、身分を明かして礼を言うと「『絶対反対』と書いとって」と念を押された。
タクシー会社によると、今のところトラブルは確認されていないが、運転手にとって相手は常に客だ。選ぶことは出来ない。「誰が守ってくれる。何かあってからでは遅い」。こう語った運転手もいた。
客が着用していない場合、運転手に違反点数1点が科される。客が拒否すれば罰則は及ばないが、生の声を聞けば聞くほど現実に即した運用の必要性を痛感してしまう。
1日の改正道交法施行後、後部座席のシートベルト着用に関する文書警告は6件(4日現在)、口頭による警告は35件(同)に上っていることが県警の調べで分かった。向こう4カ月間は周知期間のため罰則は適用されず検挙もしない。
県警は5日午前9時半から山口市小郡上郷の中国自動車道で検問を実施。1時間で138台に停車を求めたが、違反者はなかった。
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