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サイエンスとは?/ ディック

[ 464] スラッシュドット・ジャパン : アレゲなニュースと雑談サイト
[引用サイト]  http://slashdot.jp/science/

アルコール依存症や薬物依存症の治療薬として用いられている「ナルトレキソン」が、ギャンブル依存症からの脱却にも効果があるという研究結果が出されました(Reutersの記事、Journal of Clinical Psychiatry掲載論文)。ナルトレキソンは、アルコールや薬物などの興奮効果を低減させる働きがあるそうですが、ギャンブルを毎週6〜32時間行なっており、ギャンブル依存症の臨床基準に当てはまる被験者(14〜59歳)にこの薬物を服用させたところ、その40%近くがギャンブル行為を最低1ヶ月間やめることに成功しました。一方、偽薬を投与した場合にはその割合は10%程度だったとのこと。また、ナルトレキソンを服用した被験者の多数が憂鬱を訴え、5分の1が不安障害を訴えたものの、躁鬱や精神障害、薬物乱用といった症状は見られなかったそうです。これらの結果から、ナルトレキソンはギャンブル依存症患者にギャンブル行為を抑えさせるのに有用かつ安全であると言える、とのこと。
英シンクタンクの調査で、英国の高校レベルの数学試験の難易度が昔と比べ格段に下がっていることが分かった(BBC記事・本家/.記事より)。1951年から現在に至るまでの数学試験の内容を調べたところ、70年代から80年代位までは大まかに一定レベルを保っていたが、90年代に入った頃から格段に難易度の下がりをみせた。英国では義務教育終了時に受けるO-levelという試験があったが、86年にそれがGCSEという試験に変わり、より広く浅い知識が求められるようになったとのこと。これに伴いカリキュラムの内容も変化し、要求されるレベルに顕著な変化が表われたという。結果として数学力が十分でない人々が世に送り出され、また数学者の数も減り英国経済にも影響を及ぼしていると結論づけている。
本家コメントを読むと米国などでも同様に感じている人々がいるようで、学力低下は国際的な問題のようである。受験地獄に陥らずに学力低下に歯止めをかけるよい方法はないものだろうか。
超伝導体といえば、古くから研究されている金属系のものや、80年代に高温超伝導として大フィーバーを巻き起こした銅酸化物系のもの、室温での超伝導が期待され研究が続いている有機物質系のものなどがあるが、先ごろ新たに発見された鉄系の超伝導物質(科学技術振興機構らのプレスリリース)が、強い磁場の下でも超伝導状態を維持できるということが明らかになった(EETimes Japanの記事)。
3kmもの深さの氷河の中で生きていた極小サイズの細菌がペンシルバニア州立大学の研究チームによって発見された(本家/.記事より)。細菌が見つかったのはグリーンランドの氷河の12万年前の時代の氷で、その頃に閉じ込められ、現在まで生き伸びてきたと思われるとのこと。以下、ペンシルバニア州立大学の発表より。 低温、高圧、低酸素かつ貧栄養の環境で生き続ける微生物の能力は、地球上のさまざまな極限環境で、そしておそらくは太陽系のどこかにおいて、生命がどのようにして生き延びることができるのかという研究に特に役立つだろう。
「善玉菌」などと呼ばれている特定のバクテリアを含む飲料を服用することで、花粉症の原因となる免疫反応を抑えることができたという実験結果が、イギリスの研究者によって発表されました(Rautersの記事、原論文)。 この発表を行ったのは、英ノリッジ食品研究所のClaudio Nicoletti氏ら。花粉症を患っている被験者にカゼイ菌を含む乳製品飲料を5か月に渡って毎日飲用させ、その血液を調査したところ、アレルギーを引き起こす抗体の数がカゼイ菌を服用していない被験者と比べて少ないレベルになる、という結果が得られたそうです。さらに、アレルギー反応を防ぐ役割を持つIgGと呼ばれる抗体の数はより増加していたそうで、これらの変化により花粉症の症状を低減することができるとのこと。 日本でもヨーグルトや乳製品が花粉症に効くという話はよく言われていますが、その効果が正しく実証されたということで、これを活用して花粉症の特効薬などができるとよいですね。
バナナは遺伝的な多様性が無いので危ないという話は以前からくすぶっていたようだが(かなり前の/.J記事)、とうとう懸念が現実のものとなったようである。
capra 曰く 外部社会と接触がないと思われるアマゾンの部族を撮影した写真が公開されました(CNN.co.jp記事)。写真には、村落の小屋と、赤いボディペイントを施した先住民が撮影ヘリコプターを見上げたり、矢を向ける姿が写されています。彼らのように外部と接触を持たない部族は現在100以上存在し、その半数以上がブラジルやペルーのアマゾン熱帯雨林地域で暮らしていると考えられています。このような部族はみな土地を追われたり、免疫のない病気による滅亡の危機にさらされており、ペルーに住む部族については、森林の違法伐採により移動を余儀なくされ、他部族との接触や衝突の可能性が指摘されています。
写真を撮影・公開したブラジル国立先住民基金の職員曰く「彼らの存在自体を疑う人々もいるため、(彼らがそこにいて、存在することを示すことが)重要である」とのことで、彼らの領土を守る国際法の必要性が説かれています。
そう言えば、先日のトイレの件だが、取りあえず直ったとはいえ、修理部品も「一応」持って行ったりするンだろうか?
カーネギーメロン大学で、人が何を考えているのかを読み取るコンピュータシステムが研究されているそうです(Reutersの記事、Science掲載論文)。このシステムは、脳の活動パターンをfMRIでスキャンし、そのパターンから、考えている単語を推測するというものです。9人の被験者に対し、ある単語を思い浮かべてもらった際の脳の活動パターンをfMRIで取得したところ、おおむね同じパターンが得られたそうです。つまり、ある単語を思い浮かべた際の脳の活動パターンは人によらずほぼ同じで、逆に脳の活動パターンを調べれば、その人が何を考えているかを推測できるとのこと。現在のところは、単純な1単語の推測しかできませんが、このシステムを開発するTom Mitchell氏は、将来的には複数の単語やフレーズを同時に認識できるように改善していきたいとのこと。また、これにより脳がどのように言語を学習していくのかを解明できるかもしれないそうです。
読売新聞の記事によると、JAXAや石川島播磨重工業などが開発を続けてきたGXロケットについて、文部科学省の宇宙開発委員会はその開発中止を勧告する方針を固めたとのこと。それによりGXロケットの開発プロジェクトは基礎研究を除き、中止に追い込まれる可能性が高くなった、とのことである。
タレコミ人は、そっち方面に関しては全くの素人ではありますが、GXプロジェクトそのものは、「船頭多くして」の印象が強く、あまり魅力を感じていませんでした。ですがLNG推進系の開発プロジェクトについては是非モノになって欲しいものだなぁと感じていました。
ケロシン×液酸や、水素×液酸のエンジンが既に実用化されている中、LNG推進系の開発は難航していたようですが、難航の要因は何だったのか気になります。ハイスペックを狙いすぎたのか?、原理的な無理があったのか? 日本にはまだ技術力が無かったのか? 気になるところであります。
従来のバイオ燃料では、その原料に、食料にもなる材料を使用していることもあり、いろいろと問題があるようですが、この技術を使えば天然資源の乏しい国でも原油の確保が可能になるかもしれません。もしこの技術が広く使われるようになれば、世界のエネルギー問題は改善するのでしょうか。

 

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