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煩雑とは?/ アットローン

[ 226] 暮らし・家電・パソコンを捨てる、かくも煩雑な手続き
[引用サイト]  http://www.news.janjan.jp/living/0712/0712250878/1.php

新製品が家庭にやってきて、不要となった廃家電は、どのように捨てられているのだろうか。ブラウン管テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機は法律でリサイクルが義務付けられている。ほかの廃家電は自治体が粗大ごみとして扱う。やっかいなのはパソコンの廃棄で、手続きの煩雑さが正しい回収を妨げている。
家電や情報機器の中で、ブラウン管テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機は家電リサイクル法で、パソコンは資源有効利用促進法で、それぞれリサイクルが義務付けられている。しかし、それ以外の製品に関しては法制度が一切ない。企業が自主的に回収の取り組みをしている携帯電話を除けば、電子レンジやビデオデッキ、扇風機などの家電はすべて自治体が粗大ごみとして収集・処理をすることになる。
東京都世田谷区の場合、「粗大ごみ受付センター」に電話、またはインターネットを通じて廃棄したい粗大ごみの収集を依頼・予約しなければならない。そして、電子レンジ800円、ビデオデッキと扇風機は200円と品目別に定められた粗大ごみ処理手数料と同額の「世田谷区有料粗大ごみ処理券」をコンビニなどで買い、名前を記入して廃棄する家電製品に貼り付ける。粗大ごみ受付センターから指定された日に所定の収集場所に出すことで、ようやく家電を廃棄することができる。
こうして、自治体によって粗大ごみとして回収された廃家電は、基本的には破砕後に埋め立て処理されることになる(注1)。リサイクルに回せば金属などを回収できるはずなのに、政府の提唱する循環型社会構築の掛け声とは裏腹なのである。なんとももったいない話だ。
廃棄する家電に家電リサイクル券が貼られると、消費者はその控えを受け取る。だが、リサイクルに伴う費用を支払うことは知っていても、このリサイクル券の控えを受け取ることを知らない消費者が多いのが実情だ。そのため、リサイクル料金を消費者から受け取っておきながら、引き取った廃家電を横流しすることも可能だ。実際、コジマなどいくつかの家電量販店でこういう事件が発生した。リサイクル券に表示された「お問い合せ管理番号」で、自分の廃棄した家電が、法にのっとって、メーカーできちんとリサイクルされたかを、ぜひ確認するようにしたい。
パソコンはおおむね年2回のモデルチェンジで、どんどん機能がアップしていく。これを捨てるのは、家電4品目よりもさらに面倒だ。不要となった廃パソコンを小売店が引き取ってくれるシステムはない。消費者が廃棄したいパソコンメーカーに回収を申し込むと、着払いの「エコゆうぱっく伝票」が届く。デスクトップであればディスプレイと本体を別々に梱包し、この伝票を使ってメーカー指定のリサイクルセンターに郵送する。
先日、筆者は約10年前に購入したブラウン管モニターのデスクトップ・パソコンを廃棄したのだが、大型のモニターが入る梱包用の段ボール箱を探すのが大変だった。何軒か最寄りの文房具店を回ったが、大きな段ボール箱は取り寄せないといけない。結局、2重にしたポリ袋であれば可ということだったので、ごみ袋を2枚重ねて梱包した。
2003年10月以降に購入したパソコンを廃棄する場合は、リサイクル費用を購入時に支払っているため、メーカーに申し込めばすぐに専用の伝票が届いて無料で郵送できる。しかし、それ以前に購入したパソコンを廃棄する場合には、最初にメーカーに申し込んでから送られてくる支払伝票でリサイクル費用を振り込まなければいけない(クレジットカードによるオンライン決済も可)。さらに手続きが煩雑になる。
本来であれば、家電を廃棄する消費者は、定められたルールを守らなければならないのは当然だ。しかし、こうした手続きの煩雑さが、街中でよく見かける廃家電を無料で引き取る回収車に家電を引き渡してしまう誘因となっている。無料回収車が集めた廃家電は、中古製品もしくは資源回収用に海外へ流出していると見られている。これが法制度通りにリサイクルされる数(家電4品目とパソコンともに)が少ない、という結果につながっている。
消費者が現行制度をきちんと知って、面倒をいとわずにルールを順守することが重要なのはいうまでもない。しかし、手続きの煩雑さから正規の回収ルートが利用されにくいというのは制度の問題だ。こうした法制度の改正が最も重要だろう。
(注1)世田谷区の場合、リユース(再使用)を希望すれば、収集作業員が判断してリユースショップに回すこともできる。
(注2)廃棄する家電のリサイクル費用などは、新商品購入時に家電量販店などの店頭で支払う。この料金販売店回収方式のほかに、料金郵便局振り込み方式もある。
2011年の直前等には膨大な量の廃棄テレビ(Reusable含)が発生するはず、国の政策として重要。機会有る毎にアピールしてマスコミや政府が取り上げるよう、個人としても、もんくや苦情を積極的に発言するようにしましょう。
たとえば、記事に出てきたブラウン管ディスプレイは、日本国内ではリサイクルできません。なぜなら、ブラウン管ディスプレイの国内生産は2006年を最後に終了してしまったからです。ブラウン管ガラスは、有害な鉛を含んでいるためブラウン管以外の用途はありません。
以前は、廃棄物を規制するバーゼル条約が壁となっていましたが交渉の末、受入国の承認を得てタイ、マレーシアに輸出を開始したのです。
2011年のテレビの完全デジタル化が迫っています。古いブラウン管テレビの処理はいったいどうなるのでしょう。

 

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