最初とは?/ プロミス
[ 399] コミュニケーション下手な人の為の、最初にやるべき習慣 - モチベーションは楽しさ創造から
[引用サイト] http://d.hatena.ne.jp/favre21/20080324
最近、ビジネスの現場でコミュニケーションが上手に取れない人が増えているそうです。これは新入社員だけでなく、管理者層にもそのような人が増えているとのこと。円滑なコミュニケーションを行う為に、エリック バーン博士が確立した交流分析という心理学の手法を使った、円滑に行くコミュニケーションのやり方をご紹介します。 この3つのバランスを見ていきながら、性格を診断していくのが、エゴグラムというものです。(今回はテーマが違うのでこの話は割愛します) 私達は強弱はあるとして、この3つの要素を誰でも持っています。親になったからと言って、C(子供)の部分が全くなくなるワケではありません。学生の友人と会ったときなどは、C(子供)の部分が全快で、子供の頃のようにハシャイだりしますよね。 6歳児の私の娘でもP(親)の要素を持っており、年下の幼児と食事に行ったときは、母親的側面を発揮して、面倒を見たりもしています。大人だろうが、子供だろうが3要素を持っているのです。 私達は、場面や相手によって、ある意味人格を使い分けています。同期の友人と酒の席で盛り上がっている時は、C(子供)の人格が出てきます。上司と冷静にネゴシエーションをしている時は、A(大人)の人格がでてきます。また、部下がミスをして叱っている時などは、P(親)の人格が出てくるのです。 私達も人格を使い分けているように、コミュニケーションをする相手である部下、上司、後輩、先輩達も、人格を使い分けているのです。そして、コミュニケーションをする時、私達は、相手のどれかのPAC人格に対して情報を発信していきます。その際、相手からも同じように情報が返ってくると期待してコミュニケーションをとるのです。 私は、自分の子供の人格(C)から、妻の子供の人格に向けて、話をしています。話ていると同時に、妻から、子供のように喜んだ反応を期待しています。 そして、妻もそれに応えるように、子供の人格から、私の子供の人格に対して同じストロークを返してくれる。このように、期待通りに、自分と同じストロークを返してくれると、会話が盛り上がります。(自分がCからCに話をしたら、相手もCからCに戻してくれる) このような自分が送ったストロークと、異なるストロークが相手から返ってくると、話は中断してしまい、気まずい空気がながれてしまいます。妻としては、「映画どころじゃないのよ!」と言いたいところなのでしょうが、それをそのまま伝えられると、こちらは、「せっかく誘っているのに!」と気分が悪くなってしまい、会話が続かなくなってしまいます。 コミュニケーションのベースは、相手がこちらに送ってくれたストロークと同じストロークを返すという事です。それが会話を続けるコツになるのです。とは言え、相手にばかり合わせて、自分の言いたいコとを言えないのではこまります。では、上のようなケースの場合、どうすればよいのでしょうか? それは、一旦、相手が望むようなストロークを返してやるという事です。そして、次に自分の言いたいことを冷静に伝えるという事です。 気まずいコミュニケーションにならない為のポイントは、まず、相手が期待するコミュニケーションで応えてやること。一度、相手の期待するボールを投げ返してあげることです。 1回、相手の期待に応える事で、相手は満足してくれるのです。満足をさせてから、自分の伝えたい事を伝えるという事ですね。その際は、A(大人)の人格を使い、冷静に自分の言いたいことを伝えるという事ですね。気まずいコミュニケーションは、相手の期待に応えるストロークが返せていない場合が多いモノです。言葉はキャッチボールのように、投げられたボールは、一度、相手の望むところに投げ返して初めて成立をしていきます。 コミュニケーションが苦手な方にお勧めなのは、一日1回、コミニケーションを振り返る事です。上手くいかなかったコミュニケーションを、構造図に描いてみて、反省をしてみること。どうコミュニケーションを取ればうまくいったのかという教訓を考えるという習慣を1ヶ月続けるだけでも、コミュニケーション力は、大きく改善されると思います。(毎日行う、コミュニケーション内観日記は下の図を参考に作ってみてください。 2008/03/24 10:21 こんにちは。はじめてコメントさせていただきます。交流分析のストロークに関しては、「ストロークを止めない」ことが非常に重要で、その点をご指摘いただけるとよいな、と思います。その上で、キャッチボールをするように、相手にストロークを投げ返したり、時々受け止めてその場に捨ててしまったり、ネガティブなストロークならそれを避けたり、そんな感覚でコミュニケーションを行うことが大切かな、と思いました。コミュニケーションを「ストロークのやりとり」と考えることで、積極的に相手と関わることだけではなく、(相手に意図が無くても)ネガティブなストロークが投げられたとき、それを全部受け止めてしまい疲れてしまうことからも上手に身をかわせると思います。それから、ポジティヴなストロークを自分自身に対して投げてあげることも大切なことだと思います。自分の中で正の循環が起きると、モチベーションも上がると思いますので。 2008/03/25 05:32 freshさんいつもご覧頂きありがとうございます。彼女にも、交流分析についてある本などを見せてやるといいかもしれませんね。(エゴグラムみたいな、軽い本からだとスーゥっと入りやすいと思いますよ。彼女の方は、かなりAが強い、頭のよい女性のようですから、このようなコミニケーションの理屈から入っていくと理解してもらえるかもしれませんね。 2008/04/15 16:59 はじめまして。なるほど。相手の態度に対する期待外れをこのように分析できるのですね。私はついつい、望む反応を返さない相手に対して、なぜアイツはこんな反応なのか、と苛立ってばかりいましたが、自分が相手の望む反応を返してあげられているのか、という視点が抜けていたことに気づきました。家族との交流や子育てにも応用できそうな、とても考え甲斐のある材料ですね。知ることができてよかった。刺激を受けました。ありがとうございました。 中堅中小企業に対し、経営戦略立案モチベーション、楽しさ創造力研修、ビジネステクノロジーITをコンサルティング。 |
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