ヲナキとは？/ プロミス
[ 475] Amazon.co.jp: ヲナキさんのプロフィール: レビュー
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綺麗なヴィジュアル（本当に美しい）に、モノの英語名称が書き込まれた図解辞典です。5000点の写真と1000点のイラストに添えられた収録語は30000語以上。かなり細かな部位に至るまで紹介されているので、使い応えのあるタフな辞書として機能します。すごく細かい図示ですが、文字が小さすぎて読みにくいというような欠点はありません。普通の英和辞典のように言葉だけでモノの微細なパートを伝えるのにはどうしても限界がありますが、この辞書の場合、巻末索引を利用することでイメージを媒介にして明確に情報を伝達してくれます。類書群のなかでもイチオシ。サイズもコンパクト（16.5x13.7x4.3cm3）で扱いやすく値段も安い。この情報ボリュームでこの廉価がとても信じられません。便利な辞書をお探しの方へ老婆心で言いますが、買わないと損しますよ。 トラン・アン・ユンの作品に関して、よく「官能的」「エロティック」というクリーシェが使われる。『青いパパイヤの香り』にはその表現が当てはまるがこの映画はちょっと違うと思う。焦点は明らかに三姉妹を取り巻く人間関係に当てられている。旧作よりももっと人物描写に踏み込んだ大人の映画だ。フェティッシュな視線からヴェトナムの「静」の側面を耽美に語った『青パパ』、ホーチミンの猥雑な熱狂をヴェトナムの「動」の側面として描いた『シクロ』。同じように本作を一文字で表現するなら、両作品の中間に位置する映画として「流」という言葉を充ててみたい。ヴィヴィッドな光景と緩やかなリズムのなかで美しい女たちの心が揺れ動いている。 映画『僕のスウィング』を観た人ならご記憶の方も多いと思いますが、主人公の少年がギターを習いに通う先生役をしていたのがチャボロ・シュミットです。世間では「ジャンゴの再来」なんて喧伝の仕方をされていますが、百聞は一聴にしかず、まぁとにかく聴いてみてください。買って損はしませんよ。マヌーシュ（ジプシー）のアイデンティティを体現したかのような、陽気さと哀愁とが混在した音は、耳の肥えた音楽愛好家のハートをも疼かせてくれます。歌を唄うかのようなギターの旋律に、「スウィングする」とはこういうことなんだと再確認させられた次第です。 おそらくビッグコミックの『C級サラリーマン講座』の爆笑ぶりを受けて始まったと思われる週刊朝日の連載マンガの単行本である。どこの企業でもありそうなサラリーマン群像をいびつにディフォルメしてあって腹を抱えて笑ってしまう。ちょっとヘタレなアウトサイダー社員たちの心の機微にわけ入る山科けいすけ氏の才能には脱帽！喜劇でありながらペーソスあふれる作風は唯一無二。己を鑑みて、思わず卑屈な笑いがこみあげてくる。 この映画で小人たちの反乱と騒動ぶりを観るにつけ、昔小人プロレスなるものがあって、その巡業が待ち遠しくて仕方がなかった、というような親父の可笑しみがなんとなく理解できた。暴れ回るとはいってもスケールが小さく、そのちんけなドタバタぶりが楽しい。しかし最近では人権問題がうるさいので、この類いの映画は今後作れないだろうし、なにより『小人の饗宴』がリバイバルされたこと自体奇跡的である。小人症の人たちにナーヴァスになりすぎると逆に差別的なのではと思ってしまう。その点、アーヴィングが小説『サーカスの息子』で小人たちを扱った作家姿勢やヘルツォーク監督の身振りは評価できるのではないか。 映画館でごく稀にリバイバル上映されることはあっても、そのタイミングを逃せば永遠に鑑賞することができなくなる種類の作品がある。映画評論家の口からそのタイトル名を聞いたことがあるのに、観る機会がほとんどないという現状にはもどかしくも苛立たしい限りだ。その意味でこの短編集の企画は非常にありがたい。収録作品を以下に列挙しておくので参考にしてほしい。（アラン・レネ）1ヴァン・ゴッホ2ゲルニカ3ゴーギャン4世界の全ての記憶5スチレンの詩（ゴダール）1男の子の名前はみんなパトリックっていうの2水の話3シャルロットとジュール |
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